最近の生成AIスゲーよ…。人間様の仕事が次々と奪われていきそうでヤバそーだよ…。
ということでどーもこんにちは。AIにもろ仕事を奪われる予感がしているケンヂまるです。
こんな自分がAI時代にどう生きていけばいいのか、自分なりに考えをまとめてみました。もし同じような不安があるなら、読み進めてみて下さい。
この記事で取り上げるAI
まず最初に、現時点で人間を超えているAIや、すぐに人間を超えてしまうんじゃないかってAIについて紹介します。
AIが人間にとって、どれほど驚異的な存在なのかが分かってもらえると思います。
ChatGPTなどの対話型AI
ChatGPTは、OpenAIが開発している対話型AIです。
人間らしく会話できるAIを作っていたら、人間のように色々な仕事をこなしてくれるAIが誕生してしまったようです。
- 「〇〇について教えて」みたいに頼むと丁寧に詳しく教えてくれる
- 「名古屋駅からUSJに車で行く場合、何時間で着く?1時間に10分休憩する前提で。」みたいに聞くと到着時間だけじゃなくて休憩回数なんかも教えてくれる
- 英語などを翻訳してくれる
- こんなプログラム書いてと頼むとプログラムコード生成してくれる
(プログラムを実行してエラーが出るなら「こんなエラー出たんだけど」と報告すると修正案も出してくれたり)
「これまで人間に頼んでた仕事って、こいつに任せればほぼ何とかなるんじゃね?」って感じに囁かれ始めています。
ちなみにChatGPTは、次の方法で無料で利用することができます。
- OpenAIのサイトからChatGPTのサービスを利用する
- iOSにChatGPTのアプリをインストールする
- Microsoft EdgeからBing AIで会話する
DeepLなどの翻訳AI
DeepLは、世界30ヶ国語をお互いに翻訳できるAIで、TOEIC950点相当の英語力と言われています。
こいつの登場によって、英語の情報もDeepL使って翻訳すれば何とかなる時代になりました。だったら今さら英語の勉強しなくてよくね?といった感じで英語学習者を次々と無気力状態に陥っているほどです。
テスラ車などの自動運転AI
テスラ車に搭載された自動運転 FSD(Full Self Driving)は、もはや平均的なドライバーよりはるかに低い事故率であるというデータがレポート(77ページ目)で出ています。
もうドライバー不要になるんじゃね?という考が生まれつつあります。
そうなったとき、これまでドライバーを生業にしてきた人たちに居場所はあるのか?
DALL-Eなどの画像生成AI
DALL-Eなどの画像生成AIは、「右手で傘をさして左手でキャンディー舐めている犬のキャラクター」といった感じの文字から、実際の画像を作成してくれるAIです。
注文してもいないのに犬がスーツを着ているなど、不足している情報はよきに補ってくれる辺りも有能です。
AIが一瞬で何枚もの画像を生成してくれて、人間はその中から良さげな1枚を選ぶだけです。
「こんな感じのイラスト描いて。お金払うから。」といった感じの仕事で生計を立ててきたイラストレーターの仕事は激減することでしょう。
ってことで、イラストレーターの専門学に通っている人なんかは今、無気力状態に陥っています。
AlphaGoやAlphaZeroなどの囲碁や将棋AI
今や囲碁のプロ棋士はAlphaGoなどのAIに勝てず、将棋のプロ棋士もまたAlphaZeroなどのAIに勝てない時代になりました。
それでもプロ棋士たちの存在意義がかろうじて保たれているのは、囲碁や将棋の試合が人間同士を前提にされていて、AIの参戦が認められていないためです。
これが仕事の場合、使えない社員は容赦なく優秀なAIに置き換えられるわけで、囲碁界や将棋界は、人間がAIに仕事を奪われず共存できる、数少ない業界だといえます。
特化型AIと汎用型AI
現在実現化されているAIは、特化型AIです。
特化型AIとはその名が示すように、特定の作業に特化しているAIのことです。
- 車の運転をする
- 絵を描く
- 人間らしく会話できる
- 画像を認識する
- 囲碁でプロ棋士に勝てる、将棋でプロ棋士に勝てる
こんな感じで特定の作業のみが出来ます。
それに対して汎用型AIという概念があります。汎用型AIはまだ実現化されていませんが、どんな作業でもできるAIのことです。まるで人間のように何でもできるAIなので、実用化されればもはや人間の仕事はどう足掻いてもほぼゼロになります。
汎用型AIを実現させるにはAIに感情が芽生えるといったような、さらなるブレークスルーが必要になります。実現が可能かどうかはわかっていません。
特化型AIの中でもChatGPTは特別で、ChatGPTとの会話によって意外と多くのことが解決できるということがわかってきて、汎用型AIが誕生を待たずして人間から多くの仕事を奪うのでは?という懸念が加速することになりました。
SEであるケンヂまるの仕事は奪われるのか?
さて、話はケンヂまるに移ります。僕は本業がSE業で、副業でこのブログを運営しています。
まずはSE業について。
ChatGPTを使うと、システム全てとまではいきませんが、プログラム部品なんかはちゃんとしたものを作ってくれます。それも一瞬で。
だから経験の無い新人とかはチームに全く不要。無料で使えるChatGPTなんかを駆使したほうが生産的だよねって話になります。
ケンヂまるはプログラミングもできるシステム屋という立ち位置なので、目先5年は安泰だと思っています。継続的に精進していけばあと10年はイケるかも?
ブロガーであるケンヂまるの仕事は奪われるのか?
次に、ブロガーであるケンヂまるについて考えてみます。
ChatGPTなどの対話型AIがまさに得意とする分野が、文章作成です。もろにブロガーと競合しています。
今、ChatGPTが活用されて、ブログ記事などのWebコンテンツが大量作成されています。
- すべてAIにまる投げする人
- 部分的にAIを活用する人
使い方は様々ですが、コンテンツ量でいえば確実に増やすことができます。それも大幅に、しかも一瞬で。
コンテンツ量があれば数撃ちゃ当たる理論で有利になります。でもそれだけじゃなくて、実はSEO的にも有利になったりします。
どういうことかというと、SEO評価の基準の1つに記事の文字数というものがあって、Webページの文字数とGoogleの評価の間には統計的に相関関係があるからです。まあ、Googleは正式には認めていないんですけどね。
このブログも文字数は意識しています。たとえ記事投稿ペースが月1程度になろうとも、濃くて網羅的な記事を書くようにしてきました。
でも、文字数や情報網羅でChatGPTにかないっこない。
ならどこで勝負するか?
自身の経験とエビデンスによる説得感、深掘りによる独自性、などの、情報そのものに留まらない味の部分で差をつけるべきでしょう。
ということでこれからも地道に濃い記事を、書きたい時に書きたいように、書いていくぜぇ~?
ちなみに、AI活用組の武器がChatGPTだけと考えていたら少し甘くて、実際はそこからブログ記事生成に特化する形で派生したツールなんかも使い倒してきていると見るべきです。
例えばTranscopeというサービスは、単に文章を生成するだけでなく、SEOや競合サイトまでも意識して文章を生成するようです。
→Transcope中途半端なヤツが仕事を奪われる
AIに自分の仕事を奪われないようにするためには、今のうちから自分の能力を高めておくことです。
- 高い能力を持っている人
- 業界内で差別化ができてい人
こういった人は、今後しばらくは仕事を奪われることはありません。
逆に言えば、底辺や中途半端な人の仕事は、容赦なく要らない人判定を受ける可能性が高いので、危機感を持ちましょう。
AI活用からくる消耗感を克服せよ
同僚や部下に仕事を振ればいいのに、自分で仕事を抱え込んでしまう人、いますよね。
依頼内容を詳細に説明して、作業してもらって、結果を評価して。結果に問題がある場合は問題について説明して、やり直してもらう。ここまでしても納得いく結果が得られるとは限らないし、なんとか少しでもマシな結果を得られるように詳細に適切に、指示を伝える。
そうして消耗が進むと、自分で作業したほうが早いじゃん!みたいな考えになり、仕事を抱え込むことになる。こういう流れなんだと思います。
AIを活用しようとしたときにも、同様の消耗感を感じることがあります。
こんな感じでAIをうまく活用できない人間からの仕事依頼はしばらく残るかもしれません。でも彼らは儲けることができない側の人種なので、金払いは良くないことでしょう。
今のうちから積極的にAIを活用し、消耗感を克服していきましょう。
AIを使いこなす一握りの人間がその他多数から仕事を奪う
NvidiaのCEOは、こう言っています。
A.I. won’t steal jobs but ‘someone who’s an expert with A.I. will’
AIが仕事を奪うのではなく、AIエキスパートが仕事を奪うだろう。
- 人間である自分はAIになることはできない。だから絶望。
- 人間である自分でもAIをコキ使って仕事を奪う側に回ることはできる。ワクワク。
この辺りの考え方1つで、絶望なのか、ワクワクなのか、分かれると思います。
あなたはどちら側になりますか?