先日、iPhone12 Proを購入したのですが、注文時に下取り申請を忘れて大慌て。それでも無事、持っていたiPhone11 Pro MAXを51,000円で下取りに出すができたので手順についてお話します。
僕の場合はアップルに電話相談して教えてもらったのですが、もし同じ状況の方がいたらこの記事を参考にして頂き、アップルのサポートの負担軽減にご協力頂ければと思います。(サポートの負担が軽減されてサービスの質が保たれるとアップル信者の僕が嬉しくなる)
アップルの下取り制度 基本は購入時に申し出る
アップル製品の購入時に下取りを申し込むことで購入費用から下取り分を割り引いてもらえる、という制度があります。この制度を利用すると1世代前くらいのiPhoneなら4〜5万円の割引になるので出費を抑えることができます。
新しいiPhoneが届いてからデータ移行をし、その後で古いiPhoneを下取りに送り出す流れになるためデータの移行も気にする必要が無いし、気が変わったら下取りに出すのを取りやめることも可能…といった便利さで、これを活用しない手はないと思います。(下取りに出すのを取りやめた場合は当然、下取りによる割引は無くなりますけど)
そんな便利な下取り制度があるのは知っていたものの、僕はiPhone12 Proを注文したときに下取りを申し出るのを忘れていて慌ててアップルのサポートセンターに電話しました。
そしてオペレーターの方に、2つの解決方法があると教えてもらいました。
- 解決策1:1度注文をキャンセルし箱を開けないで返品した後、再度下取りの申し出とともに注文し直す方法
- 解決策2:購入とは関係なしに下取りに出す方法
え、購入とは関係なしに下取りに出せるの!?
下取りという言葉はそもそも、購入物と引き換えに、所持しているものを売ることで割り引いてもらう制度のはず。アップル製品の販売促進になるという効果があるからこそ、こういった制度があるものと思っていました。(下取りとは)
しかしアップルの下取りは、どうやら「買い取り」という意味も含んでいるようです。
購入と関係なしの下取りはApple Trade Inから
購入とは関係なしの下取りは、Apple Trade Inのページから申し込むことができます。このページの内容を読んでみても、「新しい製品の購入価格から下取り額分が割引になります。」と書かれていて、新しい製品の購入が前提になるような書きっぷりです。
しかし下の方にスクロールしていくと「下取り額分はApple Storeギフトカードで。新しい製品を購入する必要はありません。」と書かれていて、ここでようやく注文時に下取りを申し出なくても問題ないことが分かるわけですね。
こんなん…気づかないのは僕だけではないはず!(何人の人がGoogle検索からこの記事を読みにくるか?で裏付けを取ろうと思う)
というわけで、
- iPhoneを注文
- 古いiPhoneから新しいiPhoneにデータを移行
- Apple Trade Inで下取りを申し出る
こちらの流れでも全く問題なく下取りに出すことができるわけですね。
購入するときの下取り 購入しないときの下取り
これまでのお話で、下取りの申し出はいつでもできる、ということが理解いただけたと思います。しかし、購入時に申し出た下取りと、購入とは関係なくApple Trade Inのページから申し出た下取りとでは、決定的に異なる点が1つあります。
それは、購入とは関係なくApple Trade Inのページから申し出た下取りの場合、現金ではなくアップルストアギフトカードでの受け取りしかできないという点です。
このアップルストアギフトカードは、アップルストアでしか使うことができません。
僕のようにギフトカードを手に入れたらさっそくiMacを注文するような人間なら全く問題ないとは思いますが、手元に現金が欲しい方は、注文を一旦キャンセルして購入額からの割引になる「注文時下取り」を利用するしかありません。
Apple Trade Inでの下取りの手順
ここまでで、注文時に下取りを申し込み忘れてもリカバリー余裕できくよ♪ということは伝わったと思います。
ついでなので、僕がApple Trade Inで下取りに出した時の流れを紹介しておきます。「時は金なり」とか言うじゃないですか?いくら下取りしてもらえるとはいえ、そのために時間をたくさん使ってしまっては本末転倒…そうは思いませんか?
そう思ったそこのあなた!取り越し苦労ですよ!!(そういう話にしたのアンタだろ!とツッコミたい気持ち、わかりますよ。)
僕がiPhone11 Pro MAXをApple Trade Inで下取りに出した(もはや下取りではなく売ったと言ってもいいような)時にかかった時間は、作業時間ベースで60分程度です。これで51,000円で売れたので、コスパ的にかなり高い制度であると言えます。
僕が実施した手順は次の感じです。
- 下取りに出すiPhoneのデータを消去する
(設定→一般→リセット→すべてのコンテンツと設定を消去) - Apple Trade Inで下取り申し込み
- 翌日くらいに送付用の箱が届く
- 同意書と共に梱包して発送
- ギフトカードがメールで届く
データを消去しようとすると「本当によろしいですか?」と何回もiPhoneさんが聞いてくるせいで怖くなって何度も躊躇してしまったという時間のロスもあって今回は60分ほど掛かったわけですが、やってみると意外とすんなり問題なく終わったので、今手元にあるiPhone12 Proを売るときは全工程20分くらいでいけそうです。
そんなわけで手に入れた51,000円のギフト券を使って、さっそくiMacを注文しました。(券を持っているとすぐ使ってしまうタイプ)
ギフトカードの使い方ですが、ギフト券についていたPINコードを支払い選択画面にコピペして貼り付けるだけでOKと、お手軽に使うことができました。
あー早くiMac届かないかな〜
…もはやiPhoneの話ではなくなってきたので、今回はこの辺りで!